インドのサムヴァルダナ・マザーソン、コスト増で第1四半期の利益見通しを逃す
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インドのサムヴァルダナ・マザーソン、コスト増で第1四半期の利益見通しを逃す

Mar 09, 2024

[ベンガルール 8月10日 ロイター] - インドの自動車部品メーカー、サムヴァルダナ・マザーソン・インターナショナル(SAMD.NS)は木曜日、第1・四半期利益の伸びが予想を下回ったと報告したが、これは経費の増加が同社のモジュールおよびポリマー製品部門の業績を相殺したためである。

同社の6月30日終了四半期の連結純利益は60億1000万ルピー(7260万ドル)と、前年同期の14億1000万ルピーから増加した。

リフィニティブのIBESデータによると、アナリスト予想平均は62億5000万ルピーの利益だった。

同社は声明で「賃金請求額と金利が引き続き収益性への圧力を強める中、マクロ経済要因は高い水準で安定している」と述べた。

Samvardhana の売上高の約 54% を占めるモジュールおよびポリマー製品部門の税引前利益はほぼ 2 倍となり、ワイヤーハーネス事業は 61% 増加しました。

同社はまた、中国、欧州、北米といった主要市場での自動車生産台数の回復からも恩恵を受けたとしている。

アナリストらは、同社は商用車の需要が回復する一方、世界の自動車サプライチェーンの安定化とエネルギー価格の低下から恩恵を受ける可能性が高いと述べていた。

営業収入総額は27%増の2246億2000万ルピーとなった。 同社の経費は24%増の2,162億9,000万ルピーとなり、これには投入コストの22.5%の高騰が含まれる。

同社は7月、日本の自動車部品メーカー、八千代工業(7298.T)の四輪車事業の過半数株式をホンダ(7267.T)から約229億円で買収するなど、2件の買収を行った。

また、ドイツの自動車内装部品メーカー、ドクター・シュナイダー・グループを1億1830万ユーロで買収した。

ライバルのシェフラー・インディア(SCHE.NS)は、工業製品の需要減退と7月の利益率の横ばいにより、四半期利益の伸びが2020年6月以来最小となったと報告した。

この決算を受け、サムヴァルダナ・マザーソンの株価は3.5%下落して取引を終えた。

(1 ドル = 82.7870 インドルピー)

ベンガルールのディンパル・グルワニによるレポート。 編集:アイリーン・ソレン

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